
私には誰にも相談できない悩みがある。それは、外に出るたびに感じる人との距離感。人混みの中を歩くと、自分がどこか違う世界の生き物であるかのように感じることがある。この感覚は、小さい頃からずっと私の中にあり、時にそれが私を深く孤独にさせる。
周りの人たちはみんな、何事もないかのように会話を楽しんだり、笑い合ったりしている。でも私にはそれがどうしても難しい。他人との距離を縮める方法がわからないんだ。会話を試みても、どこかぎこちなく、うまくいかないことが多い。それで、ますます自分が孤立しているように感じる。
特に悩むのは、自分の感情をどう表現していいかわからないこと。喜怒哀楽を人と共有することが、なぜか自然にできない。自分の内面をさらけ出すことに深い恐れを感じてしまい、結果として人と深い関係を築くことができないでいる。
夜になると、この孤独感はさらに深くなる。天井を見上げては、自分がこの世界で本当に孤立しているのではないかと考え込む。どうして自分だけがこんなにも人との距離を感じてしまうのか、その答えを見つけ出せずにいる。
この悩みは、今のところ誰にも相談できずにいる。言葉にして伝えることが、この悩みをさらに大きなものにしてしまうような気がしてならない。だから、この文字に綴ることで、少しでも心の重荷が軽くなればと願っている。